上に上げた6点のイラストは、コチラの記事(リンク)に書かれた事情によって、Twitterとpixivに投稿されたものである。自作のオリジナルマンガと、当時封切られて話題になっていた映画「シン・仮面ライダー」との”コラボイラスト”だった。これによって自分のTwitterのフォロワー数を増やす大作戦だったのである。
それが無残な失敗に終わった顛末については上のリンク記事に書いたとおりである。
ネタ元を自分でバラす無粋をあえて犯すなら、タイトルの「しょにょ」の元ネタは谷岡ヤスジだ。
また、「しょにょ3・コウモリオーグ」の絵にも、なにか元ネタがありそうなことは誰でも気がつくだろう。
これについては、なんらかの反応があるかと期待したが、まったく何もなかった。唯一pixivの方で、一人だけ「吾妻ひでお?」と短いコメントを寄せてくださった方がいるだけである。
また、「しょにょ4・サソリオーグ」の元ネタは……まあ、さすがにこれは無粋なネタばらしをするまでもなくわかると思うのでやめておこう……。
ところで、この6点のイラストはTwitterとpixivそれぞれに同じものを投稿した。
閲覧数から言えば、Twitter、pixivともに、まことにショボいもので、「惨敗」と言うほかないのだが、少ないなりに顕著な違いがあって面白かった。
参考までに掲げておくと、それぞれの閲覧件数は下記の通りである(2023/5/16現在)。
(タイトル/Twitterインプレッション数/pixiv閲覧数の順)
しょにょ1クモオーグ編/353/958
しょにょ2バッタオーグ編/171/664
しょにょ3コウモリオーグ編/231/1,546
しょにょ4サソリオーグ編/1,123/572
しょにょ5ハチオーグ編/542/403
しょにょ6緑川ルリ子編/395/308
見ればわかるように、Twitterの方のサソリオーグのインプレッション数はデカかった。投稿直後から急激な伸びを示し、恒常的にショボいインプレッション数しかない我がアカウント中では抜群の成績を示した。
一人だけ引用リツイートをしてくださった方もいた。その人のアカウントを見ると、どうも長澤まさみの追っかけをしている人のようであった。
そうか、長澤まさみのファンがいるのか。「#長澤まさみ」なんていうハッシュタグをつけておけば、もっと伸びたのではないか、とちょっと後悔した。
ところがpixivの方を見ると、「しょにょ4・サソリオーグ」は、それほどでもないのである。かわりに「しょにょ3・コウモリオーグ」が妙に高かった。
この差はなんなのだろう。Twitterとpixivの住人の違いによるものか。
このへんのからくりを、もうちょっと、ちゃんと分析できれば、SNS上での効果的な振る舞いも、もっと上手くできるのかも知れない。
しかし残念ながらその能力は私にはない。