マルコによる新明解独語辞典

WEB連載「マンガのスコア」とマンガ「ゴミクズマン」の作者のブログです。

(「コンビニ人間失格」附論)アルバイトができなかった私

(マンガ「コンビニ人間失格」からつづく。) コンビニのアルバイトはやったことはないが、もしやっていたらどうなっていたのだろうと想像する。二十歳前後の自分は(今もだが)極度の人見知りだったので、ちょっと無理だったのではないかと思う。 対面の接…

コンビニ人間失格

<あとがき> 以上は、イシス編集学校の主催する多読ジムスペシャル「村田沙耶香を読む」(2022年11/5~12/24)に参加した際、卒業制作として提出したもの。 卒業制作は、村田沙耶香先生ご本人に読んでいただくという、なかなか豪華な企画でした。 制作物の内…

なーちゃんのせい

※10年前の話です。今は余裕でマンガ描けます。

暑い夏

ゴミクズマン 第3話・ストリートキラーの巻

第2話はコチラ

かつて私は活字中毒者だった

下に挙げるベスト10は、コロナ前の2019年年末、その年に読んだ本の中から印象に残ったものを10冊選んでFacebookに投稿したもの。 なんでこんなものを今頃、ここに転載する気になったかというと、ひさしぶりにこのリスト見て、まるで自分とは違う他人のものを…

セルバンテス『ドン・キホーテ』前篇(一)

『ドン・キホーテ』を読んでいる。 といっても岩波文庫全六巻のうち一冊目を読み終わっただけだが…。 ラノベを大量に読みすぎて完全にバーチャル脳に侵されてしまったオタクが「オレはスーパーヒーローだ~」とか言って各地でムチャクチャする話。 風車を巨…

スノビズムは死に絶えた。

最近、我が家にベースギターが! 一人娘が友達に誘われて大学の軽音楽部に入ったらしい。 軽音ってどんな感じなの?と聞いてみたら、 「お父さんがよく口にするオアシスやU2やレッド・ツェッペリンという名前を出しても知ってる人は、あんまりいない」とのこ…

映画「怪物」 傑作であるのは間違いないが若干の苦言を…。

【ネタバレ感想】 封切り翌日の土曜の夜、レイトショーで観に行った。 客の入りは良かったと思う。カンヌ映画祭の受賞報道から程なくの公開というタイミングも良かった。 カンヌの受賞は脚本賞だったが、脚本を担当した坂元裕二氏は、もっぱらテレビドラマが…

東北の人たち

2011年5月、被災地の調査のために、東北地方に、ほんの短い期間、滞在したことがあった。 実働七日間(前後は長距離バスによる車中泊で都合九日)という短い期間であったが、被災地のほんのごく一部をかいま見る貴重な経験ではあった。 とはいえ、ニュース映…

「マルコ」について

ブログに「マルコによる新明解独語辞典」というタイトルをつけた。 「新明解~」というのは、ご存じの通り独創的な編集で知られる国語辞典にちなんだものだが、頭についている「マルコ」というのは、私のクリスチャンネームだ。 といっても「幼児洗礼」とい…

ヨコ問題

哲学には大きく分けてタテ問題とヨコ問題というのがある、というのが永井均氏の説である。 …というように二種類に分けて言うと、あたかもこの両者が拮抗しているような印象を覚えるが、実は哲学史上、ほぼ全員がタテ問題を論じており、ヨコ問題に自覚的なの…

マンガのスコア 目次

遊刊エディスト連載「マンガのスコア」の目次を作りました。 【コチラ】 の執筆者カテゴリーから入ってもいいのですが、最新投稿作からの降順になっているのと、ページが分割されているので、ちょっと煩わしいかなと思い、もうちょっとシンプルなリンク集を…

発掘!レア本『ゴミクズマン』

一月ほど前にTwitterとpixivにそれぞれ投稿したんだけど、ほとんどアクセスされなかった。自分ひとりでバカウケしてたんだけど…。 ネタが古すぎて、わかる人がいなかったか。 幻のサンデーコミックス版『ゴミクズマン』第1巻。Amazonでも8万は下らない激レ…

シン・仮面ライダー・コラボイラスト

【対戦しょにょ1】 【対戦しょにょ2】 【対戦しょにょ3】 【対戦しょにょ4】 【対戦しょにょ5】 【対戦しょにょ6】 上に上げた6点のイラストは、コチラの記事(リンク)に書かれた事情によって、Twitterとpixivに投稿されたものである。自作のオリジナ…

ゴミクズマン 第2話・大惨事の巻

第1話はこちら 第1話・前編 第1話・後編

ブログはブログで悲惨な状況…

はてなブログを開設してしばらく経つが、いやあ、こんなものだったのか。 この年になるまで、ブログだのSNSだのには全く手を出してこなかったが、たぶん書けばそれなりに読まれるものなんだろうと思っていた。無名の人の書いたブログでも100やそこらのアクセ…

Twitterはあいかわらず…。

目標はフォロワー数100人だー!(大きく出たな…)他人のフォロワー数が100人ぐらいだと「この人えらい少ないな」と思うんだけど、よく考えると自分の方がよっぽど少ない。自分が100人超えるようなことがあったら「スゴイな自分。100人も!」と自画自賛するに違…

承認をめぐるゲーム

この世でホリエなにがしという個体に受肉してしまった以上、もうこれでやっていくしかないのだが、そんな大したスペックもないのに、人生の勝ち負けを決めるゲームに参加するのは、なかなかしんどいものがある。 そんなゲームに積極的に参加する必要など、そ…

名前が思い出せない人

私は記憶力全般が弱くて、エピソード記憶のようなものもダメなのだが、とりわけダメなのが、人名・地名・数字の類いだ。 そのため暗記科目と言われる社会科などは、いつもヒドい成績だった。 歴史などは、どちらかというと大好きな部類で、高校時代に選択し…

ゲーム嫌いな私

多くの愛好者がいるのに、自分は何が面白いのかさっぱりわからない、という場合、その面白さというのはなんなのか、というのは、いつも気になる。 結局、「他人のことが、わからない」ということが、いつも自分の核になっているような気がする。 中学二年で…

パパ・ママ?それともお父さんお母さん?

うちみたいな家は他にもあるのかな…。

フリーズする私

(承前)「飲み会が苦手だった私」 パソコンがフリーズするという話はよく聞くが、人間も、ときにはフリーズするのである。私のような口下手な人間は、よくフリーズする。たとえば、突然、話しかけられたりすると、とっさに声が出なかったりする。 そういえば…

子供は男の子?女の子?

※実話です。

こうして私は沼に堕ちた

Twitterにマンガを投稿し始めた顛末を二ページマンガにしてみました。 少数精鋭のエリート読者に支えられている「ゴミクズマン」ですが、もうぼつぼつバズる頃かな(^_^)

橋本治さんのこと

(承前)「90年代の宴会」 2019年1月、橋本治が亡くなった。 生きていたら、今のコロナ禍のことを、なんて言っていただろう。 私は若い頃、橋本治の、かなりヘヴィな愛読者だった。ことに『親子の世紀末人生相談』なんて、かなり熟読していた。今でも、「人生…

Twitter初心者には謎だらけのこの世界

少し前からTwitterに自作マンガを投稿し始めた。 https://twitter.com/Xlq35SgkDIyWXP5 これがまあ、なんというか笑ってしまうぐらい全然読まれていない。 なんで? 端的に面白くないから? それにしたって、これは少なすぎではないか。理由がよくわからない…

ゴミクズマン 第1話・後編

前編からの続きです。 第二話につづく。

ゴミクズマン 第1話・前編

新しいタイプのヒーローマンガを描いてみました。 読んでみてね。 後編につづく

ブログを始めます。

思うところあって、昨年からTwitterを始めた。 https://twitter.com/Xlq35SgkDIyWXP5 主に「遊刊エディスト」というサイトで連載していた「マンガのスコア」(https://edist.isis.ne.jp/author/horie/)の告知のために使っていたのだが、そちらの連載も一区切…